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April 13, 2021

お米クラブと自然農

種

1年を通してお米作りを体験できるお米クラブに入会した。日々の作業は主催者の農家さんがやってくれて、会員の参加は月1回なのでほとんどレジャーなのだけど、土に触れて農作業を体験できるのは本当に楽しい。いつか自分の田畑を持って、家族で食べる分を育てる生活ができたらいいなと夢見ている。

 

このお米クラブを主催している農家さんは「自然農法」をされている。「自然農法」とは農薬、人工肥料は使わず、雑草を抜かず、土も耕さない。自然環境にできるだけ手を加えず、雑草と作物を共生させて育てる農法のことをいう(もちろんやり方は農家さんによって様々)。この農法では、均一な作物を作るのは難しく、そもそも雑草に負けずに収穫に至るのが難しい。農業を生業とするには全く不向きなやり方だ。

 

なぜこんな大変な農法が生まれたのかというと、現代農業のやり方に限界があるからだと思う。土を耕し肥料を加えると1年目は立派な作物が採れるけど、2年目からは土が弱り肥料なしでは作物が育たない。過保護に育てられた作物は虫に弱く、どんどん強い農薬が必要になる。年を追うごとに土の養分が抜けていく。
でも、自然のままの土の中にはたくさんの微生物がいて、生き物の死骸や枯れた植物を分解している。そうすることで土は豊かな環境を保ち、自然の力だけで作物を継続して育てることができる。「自然農法」は現代農業が断ち切ってしまっているこの循環の輪を育てる農法で、持続可能な方法だと言える。

 

らしい。。。

     

 

というのも私はこのことを本の中でしか知らない。恥ずかしながら実際に自分の目で見て体験したことがない。なのでお米クラブでは憧れの自然農法についても教えてもらえたらいいなと思っている。

     

苗床