April 14, 2022
むむむ展示まで2日
昨日に引き続き細々としたものを搬入。
少しゆっくりめに家を出て、気になっていたパン屋さんでお昼ご飯を買う。「むむむ」に着くとちょうどお昼タイム。みんなで輪になってお昼ご飯を食べる。こういうの久しぶりだなあと思う。日常のことや絵を描くこと、出会った時のことや今の悩み。あっちこっちに話題が移り、大笑いしたかと思うとみんな深妙な顔つきで現在の問題について考えたり。
コロナになってから人と会う機会が減り、ましてや一緒にご飯を食べることなんてほとんど無くなってしまった。久しぶりのみんなとのご飯時間はとても楽しい。こういう雑談の中にたくさんの発見や刺激がある。
オーナーの花田さんにも展示用の絵本を選んでもらう。
最初にパッと選んでくれたのが、大きなブタの横顔が表紙の『おー、うんこ』(松下美砂子/架空社)。食べることが大好きなブタはいっぱいご飯を食べる。食べて食べてどんどん食べて、ついに山のような大きさになってしまう。苦しくなって倒れているブタに、ウマが「ご飯を食べたらうんこを出さないといけないよ」と教えてくれる。ブタは山のようなうんこをして元気になるというお話。ブタ、どんくさいなあと笑っちゃったけど、なかなか奥が深い。食べたら出す。当たり前のことをしないと、いろんなことが回らなくなる。
夕方、京都新聞の取材があった。
夕方、京都新聞の取材があった。
お邪魔になるといけないのでさっと帰ろうと思っていたけど、花田さんのお話が面白くてついつい長居してしまった。「むむむ」の本棚は1階と2階にたっぷりあって、表紙を見せる面置きをたくさんしている。面置きされているのは、新しいものでもキャッチーなものでもないから売るのが難しい絵本たち。面置きの絵本のラインナップを見ていると、花田さんとトキラさんの意気込みが感じられる。
ちょっと長くなったので今日はここまで。